機内モードって何?
iPhoneの『機内モード』とは飛行機に乗る時にする設定のことです。
日本では航空法という法律により計器類や自動操縦システムに影響を及ぼすため、離着陸時にはスマートフォンの電源を切るか通信を一切行わない機内モードにしなければなりません。(ちなみに従わない場合は罰金50万円らしいです)
電源を切ってしまうとiPhoneで音楽を聴いたり写真を見ることもできませんが、機内モードを利用すれば通信だけを切ることができますので非常に便利です。
機内モードをオンにすると、音声通話・モバイルデータ通信・Wi-Fi・Bluetooth・GPS・位置情報サービスがオフになります。
※ちなみにWi-FiとBluetoothの2機能は機内モードオンの状態にした後、個別で有効にすることが可能です。
Photo:Airplane By coryhatchel
機内モードの使い方
機内モードの設定方法は2通りありますので、使いやすい方法を利用して下さい。
コントロールセンターから設定
画面下端から上にスワイプする |
※iOS9以前では、機内モードをオンにするとアイコンが白色に変わります。
設定アプリから設定
『設定アプリ』を開く |
機内モード中の挙動は?
機内モード中の挙動を以下にまとめてみました。
- Webサイトの閲覧ができない
(ただし機内モード設定後にWi-Fiをオンにすることは可能) - メールやLINEを受信することができない
(機内モード解除後に受信する) - 電話を掛けることができない
- 電話の着信ができず着信音も鳴らない
(相手には「電源が入っていないか圏外です」の案内が流れる) - オンラインのゲームをプレイすることができない
(オフラインと思っていても、通信を必要としているゲームもあります)
着信履歴はその時には入りませんが、機内モード解除後に通知が来るので機内モード中に誰から電話があったのかは確認ができます。
機内モード中にメールを送信すると、未送信のフォルダや送信BOXに入ったままになり解除後に自動的送信されます。
メールやLINEは機内モードを解除した際に受信されます。
※もちろん、アラーム・カメラ・iPhoneに取り込んでいる音楽や動画の再生など、通信を必要としない機能は問題なく利用することができます。
ひとこと
機内モードに設定した状態で充電すると充電速度がアップしますし、バッテリーの消費量を抑えることもできます。
また、LINEアプリで”既読”を付けずにトークを見ることが可能になる裏ワザも利用できますので、機内モードの特徴を把握して効果的に使いましょう。
iPhoneでは機内モードとよく似た機能に『おやすみモード』があります。
機内モードが一切の通信を切るのに対して、おやすみモードはインターネットへのアクセスやメール送信は可能です。
うまく使い分けられるようにこちらの記事も参考にして下さい。