SafariのCookieとは?
iPhoneのCookie(クッキー)とはインターネットサイトにログインする際の必要情報やログイン日時を保存しておく機能のことです。
つまり、インターネットでサイト側とiPhoneとの間でやりとりをした履歴情報を保存しておく機能なので、毎回アクセスするサイトのログイン作業を省くことができます。
例えばショッピングサイトでカートに入れた商品がアクセスする度に毎回残っていたり、サイトにアクセスした日時も記録されるので最近ネットショッピングでチェックした商品の関連の広告が表示されたり、違う商品をチェックするとまたその商品の関連広告が表示されたり、常に最新の検索情報に関する広告が表示されるのもクッキーの機能のためです。
Photo:Gingerbread cookies By deborah.soltesz
SafariのCookieを削除する方法
クッキーは本体のメモリに情報を保存するのでたくさんのサイトを見る人で今までクッキーの存在を知らない人はメモリが溜まっていてSafariの動作が鈍いと感じるかもしれません。
その場合はクッキーを削除するとSafariがリフレッシュされるので買ったばかりの頃のスムーズな動きに戻るかもしれません。
クッキーの削除方法は、
『設定アプリ』を開く |
クッキーを削除する際に特に注意が必要なのはソフトバンクのiPhoneを使用している人です。
ソフトバンクのiPhoneではキャッシュやクッキーを削除するとソフトバンクのWi-Fiスポットに繋がらなくなり、再設定が必要となります。
Cookieを無効にする方法
ネットを見る時にログイン作業を省いてくれる便利なクッキーですが、ログインしているサイトにアクセスする度に前回見た商品やカートに入れた商品などの履歴が残されているので、誰か他の人に自分のiPhoneを貸す場合などは簡単にそのような個人情報を晒されているので注意が必要です。
その場合はクッキー自体を無効にすれば個人情報を残さない設定にできます。
『設定アプリ』を開く |
ちなみにこの中の「アクセス中のWebサイトのみ許可」を選択すると、ページから離れると見ていたサイトのクッキーは削除されます。
クッキーを無効にすることで個人情報は守ることができますが、サイトによってはCookieをオンにしないと「cookieを有効にしてください」とエラーメッセージが表示されサイトが表示されなかったり、正しいIDとパスワーをを入力しているのにログインできないこともあります。
ひとこと
クッキーと似た機能で「キャッシュ」というものがあります。
キャッシュとはネットの情報を一時的に保存しておくと次に同じサイトを見た時にすぐに表示してくれる機能です。
もしiPhoneやSafariの動きが鈍いと感じたり空き容量を増やしたいと思ったら、クッキーを削除したり無効にすると見れないサイトが出てきたりするなどの支障が出てくるので、まずはキャッシュの消去からがオススメです。