iPhoneのストレージとは?
iPhoneにはiPhone本体のストレージと、iCloudのストレージの2種類があります。
iPhone本体のストレージについて
iPhone本体のストレージとはアプリ、電話帳、写真を保存しておく場所のこと。
iPhoneを購入する際、32GB(ギガバイト)や128GBなど選択したと思いますが、それがiPhone本体のストレージ容量ということになります。
電話やメールくらいしか使用しないのであれば比較的小容量モデルで事足りますし、アプリをたくさんダウンロードしたり写真や動画をたくさん撮って保存したければ大容量モデルを選んだほうが良いでしょう。
容量がいっぱいになってしまったら、不要なアプリをアンインストールしたり、撮影した写真や動画をパソコンなどに保存し削除しましょう。
Photo:Server room By torkildr
iCloudのストレージについて
iCloudのストレージとはAppleのサーバー内にバックアップを取る際に利用する場所のこと。
利用するにはWi-Fi環境が必要ですが、あらかじめ設定しておけば自動でバックアップを取ってくれる非常に便利な機能です。
下記条件をすべて満たした際、毎日自動的にバックアップを作成してくれます。
- iPhone本体の電源オン
- iCloudバックアップの設定オン
- Wi-Fi接続されている
- ロック中
- ケーブルが接続されている(充電状態)
- iCloud容量に空きがある
※初期状態では無料で5GBまで利用可能ですが、月額料金を支払えば容量を追加することができます。
ストレージの空き容量を確認する方法
実際に今どのくらいデータを保存しているのかを確認する方法は下記の通り。
『設定アプリ』を開く |
『ストレージ』の項目はiPhone本体の使用状況、『ICLOUD』の項目はiCloudの使用状況を示しており、『使用可能』でそれぞれの残り容量が確認できます。
ストレージ不足時に解消する方法
本体のストレージもiCloudのストレージも保存できる容量があらかじめ決まっているのでたくさんの画像データやアプリを保存しているとそのうち容量が一杯になってしまいます。
一杯になるとそれ以上のデータ保存ができなくなりますので、不要なデータやアプリを削除しましょう。
不要アプリを削除
ホーム画面に並んだアプリアイコンを長押しすることでもアプリを削除することはできますが、設定アプリ内から行えばそれぞれのアプリ容量が確認できます。不要アプリの中でより容量の大きいものを削除すれば効果的に整理することができます。
『設定アプリ』を開く |
写真の設定をチェック
写真を撮るときにHDRモードで撮影をしていると、「通常撮影の画像」と「HDR撮影の画像」の2枚が保存されますので、倍の容量が必要になります。
オリジナルの画像が不要な場合は、HDRモードで撮影した画像のみ保存するように設定変更しておきましょう。
『設定アプリ』を開く |
iCloudの場合は
iCloudでは空き容量が足りなくなると、バックアップ作成中に「not enough storage」や「iCloudストレージの空き領域が不足しています」と表示されバックアップが中断されます。
英語でも日本語でも意味は同じで、バックアップデータの容量が無料バックアップできる5GBを超えてしまっているというメッセージです。
その場合はバックアップを作成する項目の見直しをしましょう。一番容量が大きいのは撮影した画像や動画です。
クラウド上ではなく自分でパソコンに移したり管理ができていればバックアップをオフにしましょう。
『設定アプリ』を開く |
写真の自動バックアップをオフにできました。同じように自動バックアップをオフにしたいアプリがあればここからオフにしておきます。
iCloud容量を追加する
先述のとおり、iCloud容量は追加することが可能です。
どうしてもバックアップデータがiCloudストレージ容量を超えてしまう場合には、追加料金を支払って容量を増やしましょう。
”iCloud”の『ストレージを管理』の画面から『ストレージプランを変更』に進むとiCloudストレージのアップグレードが可能です。
※クレジットカードの登録が必要です。
ひとこと
iPhoneを機種変更をしながら長く使用していると、どうしてもデータがそれだけ貯まってきます。
昔の写真を整理するだけでも労力を使うので、たまには保存しているデータの見直しをするのもいいかもしれません。
バックアップは予期せぬトラブルの時に非常に助かる機能なので、日頃からマメに管理することをおすすめします。
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