Photo:Peacock By Pete PJRV
モバイルデータ通信とは?
iPhoneではLINEやメールの送受信、ニュースアプリを見たりするのに必ず通信を行って情報を送ったり受け取ったりしています。
通信と言うと自宅のインターネットを思い浮かべる人もいるかと思いますが、自宅のインターネットは工事により建物内にケーブルを引き込んで利用しています。
しかしiPhoneでいうモバイルデータ通信とは、ドコモやauなど携帯電話会社が提供している携帯電話用のインターネット通信のことで、工事や面倒な設定がなくてもすぐにインターネットに繋がることができます。
自宅のインターネットは自宅内でしか使えませんが、モバイルデータ通信は利用中の携帯電話会社の電波が入る場所ならどこでもインターネットにつながるのがメリットの一つでもあります。
モバイルデータ通信は、iPhoneを購入する時に「1ヶ月○ギガ使えて〇〇円です」という形で基本的には必ず契約が必要となります。
契約した「○ギガ」というところが毎月iPhoneで高速のインターネットが使える上限であって、その容量を通信を行うたびに少しずつ消費していくことになります。
使いすぎるとどうなるの?
モバイルデータ通信では利用できる上限があることを説明しましたが、毎日何時間も動画を見たりスマホゲームにはまってしまうとたくさんデータ通信を行い契約したギガ数をどんどん消費することになります。
では利用できる上限を使い切ってしまうとどうなるかというと、通信速度が極端に遅くなってしまいます。いわゆる「速度制限」が掛かります。
例えばネットでニュースの記事を読む場合、速度制限になる前は読みたい記事を選ぶとパッと表示されますが、速度制限が掛かった状態では表示されるのに何分も掛かるのでかなり不便になります。
アプリのダウンロードも同じで、速度制限中はかなり遅くて不便に感じます。
速度制限がかかった時は?
速度制限が掛かるとかなり不便になります。
しかしその月に使える容量を使い切ってしまっただけなので次の月に変われば制限は解除され、また通常の速さで快適に利用できます。
なお、来月まで待てないという場合には対処法方があります。
1、携帯電話会社で買い足す
容量を使い切ってしまっても携帯会社でオプションサービスを用意している場合が多いです。
1ギガ〇〇円で追加ができるので携帯ショップに相談するのが早いです。もし毎月超過しているようならプランの見直しもお願いしてみましょう。
2、自宅のインターネット(Wi-Fi)を使う
iPhoneの設定アプリから自宅のWi-Fiを使えるように設定しましょう。
『設定アプリ』を起動する |
なぜ自宅のWi-Fiを使うのが良いのかというと、自宅のWi-Fi電波は携帯電話会社のモバイルデータ通信とは関係なく無制限に使えるからです。
ですので自宅にいる時はWi-Fi電波に切り替えて使い倒しましょう。
その代わり自宅のWi-Fi電波を使っている時はiPhoneでネットが通常速度で使えますが、自宅から離れてしまうとモバイルデータ通信に切り替わるので速度制限がかかっている状態ではまた遅くなってしまいます。
ひとこと
iPhoneでは情報の取得やアプリのバックグラウンド更新で、自分が操作しなくても勝手に通信を行うことがあります。
どのアプリがどれだけ通信を消費しているか確認ができるので、必要ないのに消費が大きいアプリは通信を止めたり削除しましょう。
『設定アプリ』→『モバイルデータ通信』と進むと、”モバイルデータ通信を使用”の欄に消費が多いアプリから順に表示されています。
基本的にはiPhoneを携帯ショップで購入する時に必要な契約となりますが、自分がiPhoneで何がしたいのかを店員さんに相談して自分にあったプランを決めましょう。
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